生活保護制度をうけた場合の自動車の保有
Q1. なぜ生活保護では自動車が問題になるのですか?
A.
生活保護では、自動車は
「資産(売ればお金になるもの)」と考えられるためです。
そのため原則として、
・自動車の保有・使用は認められていません
持っている場合は、
・売却(処分)するよう指導されることが一般的です。
Q2. 借りて使うのもダメですか?
A.
はい、原則は認められていません。
自分の所有でなくても、
・自動車を日常的に使うこと自体が制限される
と考えてください。
Q3. 例外はありますか?
A.
あります。条件を満たせば認められる場合があります。
事業用としての自動車
・仕事でどうしても必要
・地域的に車がないと成り立たない
このような場合は保有が認められることがあります
生活用としての自動車
・通院に必要
・公共交通がほぼない地域
目的を限定したうえで条件付きで認められることがあります
Q4. なぜこれが「課題」と言われるのですか?
A.
理由は大きく2つあります。
生活保護の申請をためらう原因になる
「車がないと生活できない」人にとって、
・車を手放す必要がある
・生活が不便になる
その結果、
本当は困っているのに申請しない人が出てしまう可能性があります。
地域とのズレがある
特に地方では、
・車=生活必需品
です。
しかし制度上は、
・車=資産
と扱われるため、
現実の生活と制度の考え方にズレが生じています。
Q5. 実際のデータはどうなっていますか?
A.
調査によると、
・一般世帯:約76.9%が自動車あり
・生活保護世帯:約4.6%のみ
圧倒的な差があります
これは、
制度による制限の影響が大きいと考えられます。
Q6. まとめるとどういうことですか?
A.
生活保護における自動車のポイントは次の通りです。
・原則は保有・使用NG(資産扱い)
・例外的に認められるケースはある
・地方では生活とのズレが大きい
・申請をためらう要因になっている
つまり
制度の公平性と現実の生活のバランスが課題です。


