生活保護制度とは?資産・能力・他法他施策の活用(保護の補足性)
Q1. 「保護の補足性」とは何ですか?
A.
生活保護では、いきなり支給されるのではなく、
使えるものは先に使う
それでも足りない分を補う
という考え方です。
これを「保護の補足性」といいます。
Q2. 具体的に何を先に使うのですか?
A.
大きく3つあります。
① 資産
② 能力(働く力)
③ 他の制度(年金など)
① 資産の活用
Q3. 資産とは何ですか?
A.
お金に変えられるものすべてです。
例えば、
・現金、預貯金
・株などの有価証券
・土地や家
・車や高価な持ち物
Q4. すべて処分しないとダメですか?
A.
原則はそうですが、例外もあります。
生活に必要なものは持ってOK
例えば、
・処分してもほとんどお金にならないもの
・一般家庭でも普通に持っているもの
このような場合は保有が認められます
(目安:地域の約70%が持っているかどうか)
② 能力(稼働能力)の活用
Q5. 働ける人はどうなりますか?
A.
👉 働く力がある人は、その力を使うことが条件になります。
これを「稼働能力の活用」といいます。
Q6. ただ働けばいいのですか?
A.
いいえ、もう少し丁寧に考えます。
判断は主に3つの視点です。
・働ける健康状態か
・仕事の機会があるか
・実際に働く意思があるか
Q7. なぜ働くことが重要なのですか?
A.
理由は2つあります。
① 収入を得て生活を安定させるため
② 社会とのつながりを保つため
👉 働くことは「お金」だけでなく
生きがい・社会参加の意味もあります。
③ 他法・他施策の活用
Q8. 他法・他施策とは何ですか?
A.
生活保護以外の支援制度のことです。
例えば、
・年金
・失業保険
・児童手当
・障害福祉サービス
Q9. なぜ先に使う必要があるのですか?
A.
👉 使える制度は先に使うのがルールだからです。
生活保護は
👉 最後のセーフティネット(最後の手段)
という位置づけです。
Q10. まとめ
A.
保護の補足性のポイントは次の通りです。
・資産はまず活用する
・働けるなら働く
・他の制度を先に使う
👉それでも生活できない場合に
不足分を生活保護で補う仕組みです。


