最低生活費の算出方法とは|生活保護の支給額の決まり方を具体的に解説

6.生活保護の一問一答集

最低生活費の算出方法|生活保護の金額はどう決まるのか?

Q1. 生活保護の支給額はどう決まりますか?

A.

生活保護の支給額は以下になります

最低生活費 − 収入 = 支給額

判断のイメージ

・最低生活費:15万円
・収入:10万円

支給額:5万円

足りない分だけ支給される仕組みとなります。

Q2. 収入には何が含まれますか?

A.

かなり広く含まれます

・給料(アルバイト含む)
・年金
・各種手当
・親族からの援助
・資産からの収入

「入ってくるお金は基本すべて対象」となります

例外(重要)

・高校生のアルバイトなど

一部は「収入として扱わない(控除)」

ただし
申告する必要があります。
※あくまで収入認定は役所が判断するためです。

Q3. 最低生活費はどうやって計算するのですか?

A.

8つの扶助を全部足すだけです。

計算の全体像

最低生活費 = A+B+C+D+E+F(+その他)

Q4. A(生活扶助)はどう計算される?

ここが一番重要です

第1類費(個人の費用)

・食費など
・年齢ごとに決まる

家族全員分を合計
さらに「逓減率」で調整(人数が増えると少し割安)
「逓減率(ていげんりつ)」…ある値がだんだん減っていくときの“減り方の割合”を意味します。

第2類費(世帯の費用)

・光熱費など
・世帯人数ごとに決まる

その他加算

・特例加算(1人あたり月1,000円)
・経過的加算

まとめると

A=第1類費+第2類費+各種加算

Q5. A以外には何がある?

A.

生活扶助以外も全部足します

その他の扶助

・B:各種加算
・C:住宅扶助(家賃)
・D:教育扶助・生業扶助
・E:介護扶助
・F:医療扶助

さらに必要に応じて

・出産費
・葬祭費

該当するものはすべて追加することとなります。

Q6. まとめるとどういうことですか?

A.

流れはこの3ステップです

① 扶助を全部足して「最低生活費」を出す
② 収入を確認する
③ 差額を支給

つまり

「必要な生活費 − 自分で用意できるお金」= 生活保護

となります。