最低生活費の算出方法|生活保護の金額はどう決まるのか?
Q1. 生活保護の支給額はどう決まりますか?
A.
生活保護の支給額は以下になります
最低生活費 − 収入 = 支給額
判断のイメージ
・最低生活費:15万円
・収入:10万円
支給額:5万円
足りない分だけ支給される仕組みとなります。
Q2. 収入には何が含まれますか?
A.
かなり広く含まれます
・給料(アルバイト含む)
・年金
・各種手当
・親族からの援助
・資産からの収入
「入ってくるお金は基本すべて対象」となります
例外(重要)
・高校生のアルバイトなど
一部は「収入として扱わない(控除)」
ただし
申告する必要があります。
※あくまで収入認定は役所が判断するためです。
Q3. 最低生活費はどうやって計算するのですか?
A.
8つの扶助を全部足すだけです。
計算の全体像
最低生活費 = A+B+C+D+E+F(+その他)
Q4. A(生活扶助)はどう計算される?
ここが一番重要です
第1類費(個人の費用)
・食費など
・年齢ごとに決まる
家族全員分を合計
さらに「逓減率」で調整(人数が増えると少し割安)
「逓減率(ていげんりつ)」…ある値がだんだん減っていくときの“減り方の割合”を意味します。
第2類費(世帯の費用)
・光熱費など
・世帯人数ごとに決まる
その他加算
・特例加算(1人あたり月1,000円)
・経過的加算
まとめると
A=第1類費+第2類費+各種加算
Q5. A以外には何がある?
A.
生活扶助以外も全部足します
その他の扶助
・B:各種加算
・C:住宅扶助(家賃)
・D:教育扶助・生業扶助
・E:介護扶助
・F:医療扶助
さらに必要に応じて
・出産費
・葬祭費
該当するものはすべて追加することとなります。
Q6. まとめるとどういうことですか?
A.
流れはこの3ステップです
① 扶助を全部足して「最低生活費」を出す
② 収入を確認する
③ 差額を支給
つまり
「必要な生活費 − 自分で用意できるお金」= 生活保護
となります。


