生活保護基準の考え方とは|標準世帯・改定方式・級地制度をわかりやすく解説

6.生活保護の一問一答集

生活保護基準の考え方|標準世帯と地域差の仕組みを解説

Q1. なぜ生活保護の金額は人によって違うのですか?

A.

必要な生活費が人によって違うからです。

例えば

年齢(子どもか高齢者か)
世帯人数
健康状態

これらによって必要なお金は変わります。

Q2. 標準世帯とは何ですか?

A.

基準を考えるためのモデル世帯です。

現在の標準世帯は

33歳の男性
29歳の女性
4歳の子ども

3人家族が基準モデル世帯となっています。

なぜ必要?

基準を作るための「ものさし」になる

つまり
ここから他の世帯の金額を調整することになります。

Q3. 生活扶助基準はどう決められてきたのですか?

A.

実は時代によって考え方が変わっています。

●これまでの主な方式

標準生計費方式
マーケット・バスケット方式
エンゲル方式
格差縮小方式

いろいろ試行錯誤されてきた

●現在の方式

水準均衡方式を採用しています。

水準均衡方式とは?

一般の低所得世帯の生活水準とバランスをとる方法

つまり
「世の中の普通の生活」に合わせる考え方

Q4. 地域によって金額が違うのはなぜですか?

A.

物価や生活費が違うからです

例えば

都市 → 家賃や物価が高い
地方 → 比較的安い

Q5. 級地制度とは何ですか?

A.
地域ごとに基準を分ける仕組みです。

●6つの区分

・1級地-1(最も高い)
・1級地-2
・2級地-1
・2級地-2
・3級地-1
・3級地-2(最も低い)

都市ほど高く、地方ほど低い

Q6. まとめるとどういうことですか?

A.

生活保護基準のポイントは次の通りです

金額は人ごとに違う
標準世帯を基準にしている
現在は水準均衡方式を採用
地域ごとに金額が変わる(級地制度)

つまり
「公平に生活できるように細かく調整された制度」です。