生活保護の権利と義務とは|被保護者が知っておくべきポイントを解説
Q1. 被保護者にはどんな権利がありますか?
A.
安心して生活するための権利が保障されています。
不利益変更の禁止
「不利益変更の禁止」とは正当な理由なく保護内容を不利に変更されないことです。
公課禁止
「公課禁止」とは保護費に税金がかからないことです。
差押禁止
「差押禁止」とは保護費は差し押さえられないことです。
※最低限の生活を守る仕組みになります。
Q2. 被保護者には義務もありますか?
A.
5つの義務があります。
譲渡禁止の義務
「譲渡禁止の義務」とは受給する権利は他人に譲れません。
・生活保護費
・就労自立給付金
・進学・就職準備給付金
本人のための制度になります。
生活上の義務
「生活上の義務」とは自立に向けた努力をする必要があります。
内容
・働ける場合は働く努力
・健康の維持
・家計の管理
・節約
生活を立て直す意識が必要です。
届出の義務
「届出の義務」とは状況が変わったら必ず報告が必要な義務です。
※社会福祉事務所との信頼関係を保つために必要となります。
対象
・収入の変化
・引っ越し
・世帯の変更
報告しないと不正受給になる可能性があります。
指示等に従う義務
福祉事務所の指導に従う必要があります。
例
・就労指導
・生活改善の指導
合理的な範囲で従う必要あります。
費用返還義務
条件によっては返還が必要です。
例
・もともと資産があるのに隠してあるいは間違って受給した
・受給後から収入が入った
不当な受給は返す必要があります。
Q3. 権利と義務はどのようなものですか?
A.
・権利 → 生活を守る
・義務 → 自立を促す
両方で制度が成り立っている
Q4. まとめるとどういうことですか?
A.
ポイントは以下になります。
・生活保護には権利がある
・同時に義務もある
・報告義務は特に重要
・最終目的は自立
つまり
「守られながら、自立を目指す制度」となります。


