生活福祉資金の種類と貸付条件|4つの資金と仕組みをわかりやすく解説

6.生活保護の一問一答集

貸付資金の種類とは

Q1. 生活福祉資金にはどんな種類がありますか?

A.

主に次の4つの種類があります。

総合支援資金
福祉資金
教育支援資金
不動産担保型生活資金

総合支援資金

生活に困っている低所得世帯向けの資金です。

内容は、
・生活支援費(生活費)
・住宅入居費(引っ越し費用など)
・一時生活再建費

生活を立て直すための中心的な資金です。

福祉資金

低所得世帯・障害者世帯・高齢者世帯が対象です。

内容は、
・福祉費(医療・介護・生活に必要な費用など)
・緊急小口資金(急な出費への対応)

幅広い生活ニーズに対応しています。

教育支援資金

低所得世帯の子どもの進学を支える資金です。

内容は、
・教育支援費(授業料など)
・就学支度費(入学時の費用)

教育の機会を守るための制度です。

不動産担保型生活資金

高齢者世帯が対象です。

自宅などの不動産を担保にして、生活資金を借りる仕組みです。

・不動産担保型生活資金
・要保護世帯向け不動産担保型生活資金

があります。

Q2. お金はいくらまで借りられますか?

A.

資金の種類ごとに、上限額が決められています。

また、
いつから返済が始まるか(据え置き期間)
いつまでに返すか(償還期限)

もあらかじめ決まっています。

Q3. 返済が遅れるとどうなりますか?

A.

決められた期限までに返済できない場合、
延滞利子(年3.0%)がかかります。

そのため、無理のない計画で利用することが大切です。

Q4. 利子や保証人は必要ですか?

A.

資金の種類によって異なります。

たとえば、

・総合支援資金、福祉資金(福祉費)
 →保証人あり無利子
 →保証人なし低利子(年1.5%)

・緊急小口資金、教育支援資金
 →保証人不要・無利子

という違いがあります。

なお、教育支援資金では、世帯の中心となる人が一緒に借りる必要があります。

Q5. 返済が難しくなった場合はどうなりますか?

A.

状況によっては、特別な対応がされます。

たとえば、

・災害などやむを得ない事情
 →返済の猶予

・死亡などで返済ができない場合
 →返済の免除(全部または一部)

といった仕組みがあります。

Q6. まとめるとどうなりますか?

生活福祉資金は、
総合支援資金
福祉資金
教育支援資金
不動産担保型生活資金

の4つに分かれています。

また、
・無利子または低利子で借りられる
・保証人の有無で条件が変わる
・返済が難しい場合の救済制度がある

といった特徴があります。